「臼田けい子-暮らしを楽しむおいしい器」20日まで開催中です。
11日より開催しております、臼田けい子 - 暮らしを楽しむ『おいしい器』。
引き続き、今週末の20日(日)まで開催しております。
今回は、臼田さんの代表作ともいうべき瑠璃色の器に加え、「富山の方がお好きなのでは…」(臼田さん談)ということで、自然釉の作品も数多く出品されています。
お客様と歓談される臼田さん。
作家さんご本人から制作秘話が聞ける貴重な時間。
今回の個展のオープニングイベントとして開催された
「器と料理、おいしい暮らしの知恵」の模様を少し、ご紹介いたします。
11日・12日の計3回、開催されたこのイベント。
沢山の方からご予約のお電話を頂戴し、早々に定員に達しました。
臼田さんご本人と、東京で35年間「うつわや」を営まれ、料理好きが高じて
料理本も出版されている あらかわゆきこさんを特別ゲストにお迎えして、
あらかわさんの手料理を頂きながら、料理の盛り付け方や器のお話をお聞きしました。
イベント前に、庭に自生していた草木を
花器に生けられるあらかわさん。生けられる佇まいがステキです。
雑誌「DISCOVER JAPAN」の別冊「50人のうつわ作家」の取材を受けた時の
エピソードをお話しされる臼田さん。今回、富山は初めてとのことで、「おいしいお店、
ご存じでしたら、教えてくださーい。」と。気さくで、誰からも愛されるお人柄は、
作品にも投影されています。
建築事務所に勤務後、「うつわや」を開いたあらかわさん。「建築家や、器の作家さんたちは
みなさん、暮らしぶりがとてもステキで、みな料理をすることも食べることも好き。
私の料理は、そんな周りの方から教わりました。」
臼田さんとは、臼田さんがデビューされてから20年来のご友人。
今回、アシスタントとして来ていただいた、臼田さんのお姉さまも、元々は器作家さんで、料理上手。
3人のトークに参加者の皆さんも笑いが絶えない、楽しくおいしい会となりました。
「盛り付けのときに余白を残すのがポイント。料理が映えて、引き立ちます。」
と、あらかわさん。
「私が瑠璃の器を出したころは、まだ瑠璃色は少なくて、受け入れてくださる方も少なかったんです。
そのなかでも、抵抗感なく使っていただいたのが、なぜか建築関係のお仕事の方たちでした。」
と、当時を振り返りながら、語られる臼田さん。
器や料理のお話だけではなく、ご自宅を建てるときのエピソードなどもお披露いただきました。
臼田さん、あらかわさん、そして臼田さんのお姉さま。
とても楽しくおいしい時間を、ありがとうございました!
臼田けい子 - 暮らしを楽しむ『おいしい器』は、8月20日まで。
富山県高岡市三女子127 SUKENOショールーム
隣接の三女子モデルハウスにて開催中です。
(TEL 0766-25-4190 )
皆様、ぜひご来場ください。