〈TOPICS〉長期優良住宅化リフォームへの取り組み vol.1
10月24日にオープンしたSUKENO蓮花寺リフォーム・モデルハウスは、
国が推進する、長期優良住宅の基準に対応したモデルハウスです。
これから数回に分けて、その取り組みをご紹介いたします。
蓮花寺リフォーム・モデルハウス 外観
<フロー拡大からストック充実社会へ>
欧米諸国の中古住宅流通率は60%~90%であるのに対し、日本はわずか13.5%。
空き家対策は社会問題となっています。
そこで政府は、平成25年6月の「日本再興戦略」において、「長期優良住宅化リフォーム
推進事業」を策定。フロー拡大から質の高い多様な住宅ストック充実社会へ。
「直して住み継ぐ」へと時代の流れは変わりつつあります。
<リフォームで既存住宅を長期優良住宅へ>
これまでの「長期優良住宅」の認定基準は新築住宅のみでしたが、
先の「リフォーム推進事業」で、既存住宅の評価・認定基準等が整備され、
リフォームにより「長期優良住宅化」することが可能となりました。
①インスペクション(住宅診断)の実施
②一定の水準を満たすリフォーム工事
③リフォーム履歴・維持保全計画の作成
の3条件を満たせば、長期優良住宅と認定されます。
< ホーム・インスペクション (住宅診断) >
住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所や時期などを診断し、
アドバイスするのがホーム・インスペクションです。
アメリカでは、中古住宅購入の際、70%から90%の高い確立でインスペクションが実施されています。
日本では、まだ認知度が低いインスペクションですが、SUKENOにはすでにインスペクター(診断士)3名、
耐震診断士が2名在籍していますので、社内スタッフによるインスペクションが可能です。
次回は、蓮花寺リフォーム・モデルハウスの具体的な内容について、ご紹介します。