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TOPICS2015.12.08

〈TOPICS〉長期優良住宅化リフォームへの取り組み vol.2

長期優良住宅化リフォーム

 

前回よりスタートした、SUKENOの「長期優良住宅化リフォーム」への取り組みをご紹介するコラム
第2回目は、「蓮花寺リフォーム・モデルハウス」ではどのようなポイントで取り組んだのか、
具体的にご紹介していきたいと思います。

 

1) 基礎

 

1980年の建築基準法改正前に建った家(築35年以上経った家)の基礎は、布基礎が主流で、
基礎は無配筋の場合もあります。
今回は既存の布基礎の配筋の数が少なく細めでしたので、新たに耐力壁の下にしっかりとした基礎を
設けました。
また、床下は断熱されておらず、すぐ土の状態でした。そこで、床下の湿気対策として、布基礎の後、
土間コンクリート工事を行いました。
1-kiso

 

2) 構造

 

インスペクションの結果、筋交いが少ないことが判明したため、耐震診断を実施しました。
診断結果に基づき、筋交いや補強金物による耐震補強工事を施しました。
また、防蟻処理を施し、劣化対策をとりました。

 

2-kozo

 
3) 断熱

 

築35年以上経た住宅には、全く断熱を施していない住宅も多く存在します。
施工前のモデルハウスも床面と屋根裏は断熱がなく、壁面も薄い断熱材(グラスウール)のみで、
冬は極寒でした。リフォームにより、屋根裏、壁面、床面に吹付硬質ウレタンフォーム(A種3)による
断熱工事を施しました。
3-dannetsu

 

次回も、その他の部位についての取り組みをご紹介していきます。

 

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